持続的な生活態度で保証されて来るものです。 [健康]


不整脈の中には極一部に遺伝する物がありますが、殆どは生活習慣が似ているために同じ症状が出たり、体質が似たりするだけだと思います。
肋間神経痛も遺伝することがあるようですが、肋間神経痛そのものよりも肋間神経痛になり易い体質が遺伝するのではないかとも言われているようです。
ただし、血液は全く別の要素です。
心臓は血液を送っているだけで、質の悪い血液に対してどうすることも出来ません。
よく言われる「サラサラの血液」とは中性脂肪やLDLコレステロールの少ない、流しやすい血液と言うことでしょう。

偏食せずに何でもよく食べ、適度な運動、快眠、こういう持続的な生活態度で保証されて来るものです。
強いて言えば食品は抗酸化作用の高い食物。ポリフェノール類やユリ科植物などを適切に食べる。
心臓はある程度ゆとりをもって
縮んだりのびたりして全身に血液を送り込んでいます。
それが、心臓のなかの量が増えてしまうとうまく作動できなくなり、肺や心臓に水(実際には血液)がたまったようになります。これが鬱血性心不全です。
「利尿薬をつかって水をぬいてあげる」という治療をすると、心臓の動ける範囲が広くなり、機能が回復します。
大半の方が誤解されていますが、突然死の大半を占めるとされている
心室細動:しんしつさいどう:VF または 心室頻脈:しんしつひんみゃく:VT
という致死的不整脈によって引き起こされます。

この心室細動、心室頻脈は心臓の下のほうの心室といわれる部屋の部分が ブルブルと震えるだけで生命維持に必要な血液を送ることができない致死的状態を指します。
この状態は外見上意識が無く正常な呼吸もない いわゆる心肺停止です。
救命処置を施さず放置しておくと数分で心静止(心電図フラット)に移行し、やがて死に至ります。
救急車到着までの数分間に人為的に血液循環を行う心肺蘇生法とAEDによる除細動を、傷病者の偶然近くにおられた方に行って欲しいのはこの理由です。
一般市民でも使用可能となったAEDによる除細動(いわゆる電気ショック)とは心臓を動かすのでなく、血液循環が出来なくなっている無秩序な心臓を一旦止め
正常調律が自発的に始まるのを期待する為の救命のための医療行為です。
つまり、上記のようなブルブル震えるだけの心臓に成人で150ジュールの電気エネルギーを流し、震えるだけでポンプ機能が消失した心臓を一旦初期モードにリセットするようなこととご理解ください。
三便宝
威哥王
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