脱腸があったり、出血便があったりするダックスは炎症性大腸ポリープの可能性が高いです [健康]

脱腸があったり、出血便があったりするダックスは炎症性大腸ポリープの可能性が高いです。大腸の内視鏡検査ができる病院で一度診てもらったほうがいいかと。痛みについてですが、個人差がかなりありますが、2、3日は痛み止めを飲んでなんとか頑張ってあるくくらい、一週間もたてば痛み止めはなくてめ大丈夫だけど体を起こすなどお腹に力が入るときはつらい、二週間後には割と普通に過ごせる、という感じの方が多いです。費用についてはわかりませんが、入院期間など病院によっても違うので、病院に直接電話してみてはどうでしょうか。

治療は手術しかありません。ヘルニアバンドなどで抑える方法もありますが、皮膚が擦れたりして最近では勧められていません。手術になるのは、痛みや不快感がある場合が多いです。ただ手術をしても再発の可能性があることと、メッシュという異物を入れる手術になるのでその違和感などが残ることがあります。陥頓、といって腸が出っ放しで戻らなくなり、腸閉塞、腸壊死などをおこしたときは緊急手術となります。現在の症状と手術のリスクと陥頓のリスクを考えて、患者さんの希望で手術するかどうかになります。ただ、自然に治ることはありません。検査は超音波検査で出ていない時でもわかるはずで、外科、消化器外科の専門となります。

脱腸にしろ盲腸にしろ、下腹部の手術の場合は原則として剃毛する必要が有りません。かなり毛深い方なら邪魔になる部分だけ、手術直前に除毛剤で除毛、あるいはバリカンでカットすることはありますが。手術の前日にカミソリで剃毛する病院は、毛の問題に関心がないところですね。カミソリで前日に剃毛すると、術中感染率が高くなる、そういう報告はもう25年以上前に出されているんですよ。

緊急性はないとのことでしたので、日帰りでの手術が可能となる1歳になるのを待って左側も手術をしましたが、手術までの間、腸が挟まる状態になると吐くまで止まらなかったり、夜中に救急を受診したこともありました。手術自体は難しいものではなく、お腹のしわに沿ってメスを入れるようでしたら、大きくなってからも傷跡はほとんど分からない程度のものです。ただし、息子の場合は放って置く時間が長かったので、少し癒着してしまっていたと聞きました。その後の生活には全く影響ありませんし、本人は覚えていないと言っています。

脱腸は確かに手術は怖いですね。ですが、最近は脱腸の手術は日帰りでできる病院もあり、10数年前と違って手術も再発率が極めて低い方法で行われます。バンドの生活も続けていれば悪くないと思いますが、手術を受けて数ヶ月もすればあの時やってよかったと思える日が来ると思います。日帰り手術ですので、歯医者さんの抜歯より少し大きな処置を受ける感じだと覚悟して。
RU486
Cialis
トラックバック(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。