日本では宮頸癌を引き起こす可能性のあり比較的多い52型や58型に関しては防いではくれません。 [健康]

ちょっと微妙ですね・・・子宮頸癌の原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)といわれているわけですが、これには100種以上が存在し、子宮頸癌の原因となるのはその一部です。発癌性の高いハイリスク群と低いローリスク群がいますが、子宮頸癌に関係するのはハイリスク群です。おそらくその4種類に効くワクチンはHPVの6型と11型の予防を付加したもののはずですね。今は16型と18型の予防接種が行われているところです。16型と18型はハイリスク群で子宮頸癌の主な原因ですが、6型と11型はローリスク群で、主に性感染症の尖圭コンジローマを起こす型です。癌のリスクを下げる2種類が追加されるわけではないと思いますよ。もちろん、4種の方を受ければ尖圭コンジローマも防げることになりますが。ちょっと他の型のHPVのワクチンができたという話は聞いたことがないので、おそらくこのワクチンの話だと思います

そのため接種は全く性経験のない若い内が効果的といわれるんですね。若い方が免疫が形成されやすいという意味合いも多少はあるでしょう。とはいえHPV自体は自己免疫力にも駆除される可能性のあるものですので、すでに感染していたが駆除出来ている人、性経験はあるが感染はしていない人にも効果はあります。 の予防接種のワクチンは、完全な予防専用ワクチンです。すでに感染している16型や18型に対して活動を抑制したり追い出したり、数を減らしたりという効果はありません。あくまで今後の侵入を防ぐのみです。また、他のハイリスク群の中で子宮頸癌を引き起こす可能性のあり日本では比較的多い52型や58型に関しては防いではくれません。

そしてすでに感染があるのかが何より重要です。どちらがいいと言う話ではありません。接種を1~2回しただけでは充分に免疫が出来ていません。なので3回目を受けるまでに感染してしまうとせっかく受ける意味がないとはいえますね。
精力剤
媚薬
nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。