医療現場と心理カウンセリングの区別 [教養]

私たちの身近には診断や治療方針を決めるドクター以外にも医療に携わるスタッフがいます。ドクターからの指示や指導、あるいは治療方針にそって連携して仕事をする。そう言った医療スタッフのことを「コ?メディカル」と言います。身体または精神に障害のある者またはそれが予測される者に対し、主としてその応用的動作能力または社会的適応能力の回復を図るための作業を行わせる。今回、心理カウンセラーが行うカウンセリングについてお話をしようと思っているのですが、まずはコ?メディカルの話から始めてみようと思います。

「コ?メディカル」と一口に言っても実は沢山の職種があります。看護士さんは一番出会うことが多い「コ?メディカル」のひとつと言えるでしょう。今回はその中でも、精神科系の医療機関や施設で働いている 「作業療法士」「理学療法士」「精神保健福祉士」を取り上げてみます。これらは皆、心身の機能回復のために各々専門性を持って援助しているスタッフです。主には、作業や運動を通して、心身の機能回復や開発を行っています。その理学治療法は身体機能障害の回復のためのトレーニングの他、新生児の運動能力の発達の遅れる。そして、身体的な障害を持つ人に対して、医師の指示の下、その基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせる。

クライアントとの関わりには対話が使われますが、受容と肯定をベースに支持的に関わるマインドは心理カウンセラーと共通しているところでしょう。また、情報収集や聞き取りと言った場面は広義ではカウンセリングと言えるでしょう。専門性を持って心身の機能を回復するための援助する点というでは、心理カウンセラーも同じだと言えます。しかし、その働きかける先が違います。知識や行動と言った表層的なところに働きかけるだけでなく、感情や認知、更には深層心理と言った深層的なところに働きかけるのが心理カウンセリングです。精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識や技術をもって、精神障害の医療を受けたり社会復帰促進施設を利用している精神障害者の相談に応じ、援助を行う。これは精神保健の治療法です。
威哥王
巨人倍増
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